2022年のF1ベルギーグランプリは、かなり驚くべき数値を生み出した。そのほとんどは、レースウィナーのマックス・フェルスタッペンによるものだが、スパ・フランコルヤンのレース後に考慮すべき魅力的な数字を与えたのはレッドブル・レーシングの男だけではなかった。2022年F1第14戦ベルギーグランプリでは、マックス・フェルスタッペンが14番グリッドから支配的な速さを見せて優勝。2位との差は約18秒もの圧勝だった。フェルスタッペンは前戦ハンガリーでも10番グリッドから逆転勝利を収めている。
● 10番グリッド以下から連勝したドライバーはF1史上2人目となる。1人目は、1959年の最終戦と1960年の開幕戦で優勝したマクラーレンの創設者であるブルース。マクラーレン。● レッドブル・レーシングは、前戦F1ハンガリーグランプリまでトップ6以外からレースで優勝したのは1回だけだったが、2戦連続で優勝を果たした。● 2022年のF1ハンガリーグランプリは、レッドブル・レーシング史上、最低グリッドからの勝利となった。● マックス・フェルスタッペンは今日までスパ・フランコルシャンでグリーンフラッグラップをリードしたことがなかった。今日、フェルスタッペンは 14番手からスタートし、12 ラップ目の終わりまでにレースをリードした。● マックス・フェルスタッペンの今季9勝目により、F1ワールドチャンピオンを獲得した2021年の10勝という自身最多勝利数まで1勝に迫った。● セルジオ・ペレスが 2 位に入り、レッドブル・レーシングは通算21回目の 1-2 フィニッシュを達成した。2022年は、イモラ、スペイン、アゼルバイジャンに続いて 4 回目となる。● セルジオ・ペレスは今日までスパ・フランコルシャンでトップ 4に入ったことがなかった。● セルジオ・ペレスにとっては、今季7回目のトップ2フィニッシュとなった (2022年までのF1キャリアでトップ2フィニッシュは5回しかなかった)。● フェラーリのカルロス・サインツJr.は3 位を獲得。シーズン7回目の表彰台を獲得し、チームメイトのシャルル・ルクレールよりも 2回多く表彰台を獲得している。● カルロス・サインツJr.は、過去3年間のF1ベルギーグランプリで2周しか走っておらず、スパ・フランコルシャンで10位を超えたことはなかった。● メルセデスのジョージ ラッセルの4位は、昨年のウォッシュアウトしたF1ベルギーグランプリでのウィリアムズ時代の結果よりも2位低かった。● 今年、ジョージ・ラッセルは、ターン1でリタイアしたシルバーストーンを除いて、すべてのレースでトップ5に入っている。● シャルル・ルクレールはピットレーンでのスピード違反で5 秒のタイムペナルティを受け、5位から6 位に降格した。● フェルナンド・アロンソは、シャルル・ルクレールのペナルティにより5位に昇格した。これは、アルピーヌF1チームの今シーズンのベストリザルトに匹敵する (アロンソが 2回、チームメイトのエステバン・オコンが1回達成)。● フェルナンド・アロンソは、1周目にメルセデスのルイス・ハミルトンと衝突したものの、9戦連続のポイント獲得となった。● 2013年の2位以来、スパ・フランコルシャンでのフェルナンド・アロンソのベストリザルトでもある。● シャルル・ルクレールの6位は、過去9戦での表彰台が1 回のみであることを意味する (オーストリアで優勝)。● エステバン・オコンは、2016年F1ベルギーグランプリでの F1デビューから6周年を迎え、7位でフィニッシュした。● セバスチャン・ベッテルの8位は、6月中旬のバクーでの6位以来のアストン マーティンF1のベストリザルト。● スクーデリア・アルファタウリは、ピエール・ガスリーの9位によって、5レース連続ノーポイントに終止符を打った。ガスリーは100 回目のグランプリスタートとなった。● 10位でアレクサンダー・ アルボンは、ウィリアムズで今シーズン3回目の入賞となった。● ルイス・ハミルトンが1周目にリタイアしたのは 302戦のF1キャリアで5 回目おtなるが、2009年と2012 年に続いて3回目のスパ・フランコルシャンでの1周目のリタイアとなる。