ルーベンス・バリチェロは、2013年はインディカーを離れ、ブラジルのストックカーV8シリーズに参戦すると発表した。ルーベンス・バリチェロは、今シーズン終盤に同シリーズに数回参戦しており、移籍が噂されていた。ルーベンス・バリチェロは、プジョーのフルタイム・スポーツに加わる。
「20年近く世界中でブラジルのレース界を代表してきたけど、母国に戻るときがきた」とルーベンス・バリチェロはコメント。「家族の近くにいられるし、再び母国でレースをするのは楽しいだろう。この完璧な条件にとても熱意を持っている」当初ルーベンス・バリチェロは、2013年もインディカーを継続するつもりであり、シュミット・ハミルトン・モータースポーツでシモン・パジェノーのチームメイトになると噂されていた。しかし、オフシーズンになってもインディカーの資金調達に苦労し、ルーベンス・バリチェロがブラジルのレーシングに復帰する可能性が高まった。F1で11回の優勝経験があるルーベンス・バリチェロがF1からインディカーに移籍したときは大歓迎されたが、KVレーシング・テクノロジーでのルーキーシーズンは、その期待に答えられずチャンピオンシップ12位に終わった。V8シリーズは、国際的名声をもつブラジル人レーサーを数多くひきつけており、2012年には、元F1ドライバーのアントニオ・ピッツォニア、リカルド・ゾンタ、ルチアーノ・ブルティ、元インディカー/チャンプカーのヴィトール・メイラ、マックス・ウィルソン、リカルド・スペラフィコが並び、さらにはラファエル・マトス、エリオ・カストロネベス、トニー・カナーンなどがゲスト参戦した。