F1チーム代表はFIAがF1バーレーンGPを中止することを願っていると、匿名であるチーム代表が Guardian に語った。「バーレーンに行くことにあまり気が進まない。冷酷な言い方ではあるが率直に言えば、何事もなく今回のレースを離れる唯一の方法は、軍事的に完全に封鎖することだ。それはF1にとってもバーレーンにとっても受け入れがたいことだと思う。だが、それ以外に方法は浮かばない」
「我々全員、FIAが中止することを願っている。純粋に法的な見解からは、保険、政府のアドバイスという面において、我々が行くべきなのは明らかだ。だが、我々はあそこで毎日問題が起こっていることに懸念を抱いている。BBC World で人権問題活動家のインタビューを見たが、彼はデモはあるもののそれらは平和的なものだろうと話していた。だが、あらゆるデモ活動はそのようにして始まるものだ」「他のチーム代表も同じ心配をしている。先週は、チームを安心させられるように保険が適切であることを確認することに費やした。バーレーンGPへの旅路、滞在中、そして帰路において我々の従業員全員がテロ活動や政治的混乱から確実に守られるよう、法律部門にメールを送った」「我々には多くの人員がいる。何よりも一番のプライオリティは従業員でなくてはならない。そして、彼らの家族だ。我々はそれについて何も言わないにしても、それが我々が最も懸念していることだ。バーレーンではいくらか政治的な進展があったが、まだそれほど準備は整っていないように思う。最適なのは、レースをシーズン後半まで延期するか、もしくはキャンセルするかだろう」 興味深いことに、FIA会長ジャン・トッドは、今週末、中国にいる予定だと Guardian は報じている。「だが、それはFIA、FOM、商業権所有者によって決断されることだ。中国GPの前週に決断が下されるとは予想しなかった。ジャン・トッド(FIA会長)は中国にいると思うし、それは興味深いことだ」
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