フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1アゼルバイジャンGPの予選Q2でクラッシュを喫した。フリー走行で速さを見せていたフェラーリは、予選Q2でシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルにミディアムタイヤでコースインさせる。しかし、Q1終了間際のロバート・クビサ(ウィリアムズ)のクラッシュによって30分以上開始が遅れていた路面は32℃まで温度が低下している。
1回目のアタックで5番手タイムを記録していたシャルル・ルクレールが、さらにタイムを縮めようとしていたアタックでQ1のクビサと同じターン8でクラッシュ。「馬鹿げたミスをしてしまった」とルクレール。セッションは赤旗中断となり、ポールポジション候補だったルクレールが姿を消すことになった。残り7分41秒でセバスチャン・ベッテルはまだ12番手と降格圏内のまま。ここまで速さを見せていたフェラーリの戦略が再び裏目に出たカタチとなった。セッション再開にはロバート・クビサの場合と同じように時間を要すると思われる。