2026年スーパーフォーミュラ第1戦の予選がモビリティリゾートもてぎで行われ、岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)がポールポジションを獲得した。連覇を狙うシーズン初戦で、いきなり主導権を握る結果となった。1分29秒847というタイムは、この日のセッションで唯一の1分29秒台。2番手の太田格之進に約0.1秒差をつける内容で、決勝に向けても優位な位置を確保した。
岩佐歩夢の速さは単なるトップタイムにとどまらない。開幕戦という不確定要素の多い状況で、明確な差をつけてトップに立ったことは、今季の基準を示す走りだった。特にQ2の一発で1分29秒台に突入した点は、ライバル勢に対する強いインパクトとなる。予選は2番手の太田格之進、3番手の佐藤蓮、4番手の福住仁嶺までが0.2秒以内にひしめく接戦だった。その中で岩佐歩夢のみがコンマ1秒以上の差をつけたことは、内容面でも一歩抜け出していたことを示している。一方で、5番手にはスーパーフォーミュラ・ライツ王者のルーキー野村勇斗が入り、上位争いに食い込んだ。実績あるドライバーが並ぶ中でのこの位置は、今後に向けた大きな存在感となる。今回の予選はQ2の一発勝負というフォーマットの中で、いかに確実にタイムをまとめるかが問われた。その中で岩佐歩夢はミスなくパフォーマンスを引き出し、決定的なラップを仕上げた。もてぎはオーバーテイクが容易ではなく、ポールポジションの価値は極めて高い。スタートを決めればレースを主導する展開も見えてくる一方、背後には太田格之進や佐藤蓮が控えており、スタート直後の攻防が勝敗を左右する可能性がある。開幕戦でこの位置を確保した岩佐歩夢にとって、このポールポジションは単なる結果ではなく、連覇へ向けた流れを引き寄せる重要な一手となった。スーパーフォーミュラ第1戦もてぎ 予選結果1. 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)1:29.8472. 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1:29.9463. 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)1:30.0674. 福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)1:30.0775. 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)1:30.1016. イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)1:30.1247. 小出峻(ThreeBond Racing)1:30.1888. サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)1:30.1989. 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)1:30.20510. ロマン・スタネック(Buzz MK RACING)1:31.26311. 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)12. 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)13. 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)14. ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)15. ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)16. 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)17. 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)18. 山下健太(KCMG)19. 野中誠太(KCMG)20. チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)21. Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)22. 笹原右京(REALIZE KONDO RACING)23. 松下信治(DELiGHTWORKS RACING)24. 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)