ニキ・ラウダは、F1オーストリアGPの舞台となるサーキットから自身の名を冠したコーナーが消滅したことに腹を立てている。 オーストリア・シュピールベルクの位置し、かつてA1リンクと呼ばれたサーキットは、レッドブルが再建を行い、現在はレッドブル・リンクに改名。6月22日(日)には2003年以来となるF1オーストリアGPが同サーキットで開催される。
レッドブルに買収されるまで、A1リンクには母国の偉大なトリプルワールドチャンピオンを称えた“ニキ・ラウダ・クルヴェ”というコーナーがあった。だが、現在ではそのコーナーはピレリに変更されている。同様にゲルハルト・ベルガー・クルヴェもドイツの部品メーカーであるウルト(Wurth)に変わっている。 「非常に失望した」とニキ・ラウダは Kleine Zeitung にコメント。 「今は私がメルセデスの人間で、レッドブルを倒しているからだとしか思えない」今のところ、1970年の亡きワールドチャンピオンであるヨッヘン・リントにちなんで名付けられたコーナーは残っている。 だが、同紙はどこかのスポンサーから魅力的なオファーがあれば、そこさえも改名されるかもしれないと報じている。ニキ・ラウダは「お仕置きとして、メルセデスは喜んで1-2をシュピールベルクで飾ろう」
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