アウディは、WEC第2戦スパ6時間レースで、アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラーの1号車がポールポジションを獲得。アウディ勢がトップ3を独占した。アンドレ・ロッテラーとマルセル・ファスラーが走行を担当したアウディ R18 e-tron クワトロ 1号車は、平均タイム1分59秒961を記録して、ポールポジションを獲得した。
アンドレ・ロッテラーは「トラフィックのマネジメントが重要だった。もう一周行ける時間があるとわかったので、そのラップはクールダウンして、もう一周に賭けた。最高のラップではなかったけど、ポールを獲得するには十分だった」とコメント。「マルセルは素晴らしい仕事をしてくれた。重要なときに彼はそこにいて、クルマの最大限を引き出した。僕たちにとって良い一日だった」2番手には0.275秒遅れでルーカス・ディ・グラッシとマルク・ジェネが走行を担当したロングテール仕様アウディ3号車が続いた。ルーカス・ディ・グラッシは、全体のトップタイムとなる1分58秒934を叩き出した。3番手にもアウディ2号車(トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ)が続き、アウディがトップ3を独占した。GTE Proクラスでは、ブルーノ・セナとフレデリック・マコヴィッキィが走行を担当したアストンマーチン・レーシングの98号車がポールポジションを獲得。クラス最速タイムを記録したブルーノ・セナは「予選には本当に満足している」とコメント。「非常に強いパフォーマンスを発揮できたし、プラクティスで多くの走行ができたことがクルマを理解することに役立った。スパでチップにいれるのは素晴らしいことだ。このサーキットが大好きだし、通常うまくやれているので、本当に楽しみにしている」
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