アストンマーティンは2026年F1オーストリアGP予選で苦戦を強いられ、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手に終わり、最後尾グリッドを占めた。チーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは、この結果は現在のチームの競争力を反映したものだと認めつつも、限られたパッケージの中で最大限のパフォーマンスを引き出す姿勢を強調した。
アストンマーティンは週末を通じて冷却面の問題にも苦しみ、予選ではキャデラック勢と争うこともできなかった。それでもクラックは、限られたパッケージの中で可能な限りのパフォーマンスを引き出そうとしていると強調している。クラック「現在の競争力を反映した結果」クラックは予選を振り返り、現在の戦闘力がそのまま結果に表れたと率直に認めた。「今日の予選結果は、現在の私たちの競争力を反映したものだ」一方で、チームとしてできる限りの仕事は続けていると語り、両ドライバーの働きを評価した。「それでも私たちは、現在のパッケージを最大限に活用しようと努めている。ドライバーたちは、いつもどおりその力を発揮してくれた」決勝については厳しい展開を予想しながらも、引き続きマシンから最大限のパフォーマンスを引き出す考えを示した。「決勝は厳しい戦いになるだろう。しかし私たちは、マシンから可能な限りのパフォーマンスを引き出し、学びを積み重ね、オペレーション面でも強さを発揮できるよう集中していく」アロンソ「進歩には満足している」21番手となったフェルナンド・アロンソは、順位自体は想定どおりだったとしながらも、マシンのフィーリングには改善があったと語った。「結果は予想していたとおりだが、今週末ここまでで僕たちは前進できたと感じている。昨日のFP1から、マシンの予測しやすさや一貫性は改善された」「チームは改善できる部分に懸命に取り組んでくれたし、明日の決勝に向けても作業を続ける。厳しいレースになるだろうが、ここまでの進歩には満足している」ストロール「もう少し良い結果も可能だった」22番手に終わったランス・ストロールは、Q1最後のアタックでのミスが影響したと説明した。「今日の予選は、もう少し良い結果を出せたかもしれない。Q1最後のラップでターン4でロックアップしてしまい、そのラップを中止せざるを得なかった」さらに、シーズン開幕から抱える課題は変わっていないとしながらも、改善への取り組みを続けると語った。「シーズン開幕から乗っているのと同じマシンなので、自分たちの立ち位置は分かっている。それでもチーム全員が改善に向けて努力を続けているし、今はそこに全力を注いでいる。明日何ができるか見てみたい」アストンマーティンは厳しい予選結果に終わったものの、チームは現状を冷静に受け止めながら改善を続け、決勝で少しでも多くの成果を持ち帰ることを目指す。【関連】・フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1 AMR26Bに期待「3秒速くなれば最高」