アストンマーティン・ホンダF1は2026年F1日本GP予選で深刻な低迷を露呈し、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが最下位と、2台そろってQ1敗退。決勝は最後尾からのスタートとなり、キャデラック勢の後方に沈む結果となった。鈴鹿サーキットの高速コーナーが続くレイアウトはマシンの弱点をより顕著に浮き彫りにし、パフォーマンス不足が明確に表れた週末となった。チームは信頼性面で一定の前進を見せつつも、競争力の面では依然として厳しい状況に置かれている。
アロンソ「現状の限界が露呈した」フェルナンド・アロンソは予選後、現在の苦しい状況を率直に認めた。「今日の鈴鹿での予選は僕たちにとって厳しいものだった。このサーキットは今の僕たちの限界を浮き彫りにするもので、それがコース上でもはっきりと見えていた」「Q1で敗退したとはいえ、セッションを通して走行を重ねることができたのは良かった。データを集めてクルマをより理解するためには重要なことだ」「ここでドライブするのはやはり好きだ。だから明日はできる限りのことを最大化して、何が可能かを見ていくつもりだ」ストロール「完走が最優先」ランス・ストロールも、現状を踏まえた現実的な目標を語った。「Q1の最後のランでエネルギーマネジメントに問題があって、数コンマを失った。その影響で明日は最後尾からのスタートになる」「レースの目標はチェッカーフラッグを受けて完走することだ。今の問題を解決するまでは、信頼性が最優先になる」「今後数か月にわたって取り組むべき領域ははっきり分かっているし、すぐに解決できるものではない。時間がかかる」クラック「改善はあるが十分ではない」トラックサイド責任者のマイク・クラックも、厳しい現状を認めつつ改善の兆しに触れた。「我々のパフォーマンスが本来あるべき位置にないことは分かっていたし、この週末が厳しくなることも予想していた」「ランスとフェルナンドはともに今日の予選で強くプッシュし、それぞれQ1で3回のランを完了した」「Q2進出には届かなかったが、段階的な改善は見られており、金曜日よりも良い状況にはある」「今はレース距離を走り切ること、そしてこれまでに示してきた信頼性を土台にすることに集中している」鈴鹿で露呈したパフォーマンス不足は一時的な問題ではなく、開発面での課題の大きさを示している。決勝は完走とデータ収集を最優先とする戦いとなる。