アストンマーティンは2026年第2回F1バーレーンテスト最終日、わずか6周の走行でプログラムを打ち切った。ランス・ストロール(アストンマーティン)は午前・午後を通じて十分な走行ができず、シーズン開幕を前に厳しい状況が浮き彫りとなった。この日は午前の4時間セッションで、ガレージ内でのAMR26の問題対応のためほとんど走行できず、昼休み直前までコースインしなかった。ストロールは午前にインスタレーションラップを2周行ったのみだった。
午後も状況は改善せず、ストロールは2周ずつのランを2回実施し、計4周を追加しただけで、1度もアタックラップを記録することはなかった。残り約2時間20分を残し、AMR26がガレージでスタンドに載せられた状態で、チームはこの日の走行終了を発表した。エンジンサプライヤーのホンダは、スペアパーツ不足により走行距離が大幅に制限される見通しであることを事前に明らかにしていた。この日の走行計画は「非常に限定的で、短いスティントのみで構成する」と説明しており、温度や連続走行によるコンポーネントへの負荷を避ける意図があった。しかし実際の走行は想定以上に少なく、6周という結果は、来月のオーストラリアでの開幕戦に向けてアストンマーティンとホンダに大きな課題を残す形となった。アストンマーティンはAMR26のテスト開始も遅れ、バルセロナでの最初のプレシーズンテストには最終日前日にようやく合流していた。その後も信頼性の問題が相次ぎ、ストロールとフェルナンド・アロンソの両名がパッケージ全体のポテンシャルに懸念を示している。チーム代表代理のペドロ・デ・ラ・ロサは金曜日、現状について率直に認めつつも、改善すべきポイントは把握していると語った。「間違いなく、我々は望んでいた位置にはいない」とデ・ラ・ロサはF1TVに語った。「プレシーズンテストで最も周回数が少ないチームになってしまった」「もちろん、もっと多く走りたかった。しかし多くの周回を重ねられなかったとはいえ、オーストラリアに向けて分析し準備するための膨大なデータは手にしている」
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