2026年F1シーズン開幕を前に、アストンマーティンがチームの将来を左右する重要な一歩を踏み出した。シルバーストンを拠点とする同チームは、F1参戦活動においてアストンマーティンのブランドを恒久的に使用できる独占権を確保したと発表した。これにより「アストンマーティンF1チーム」の名称は今後も継続して使用され、シャシー名称についても「アストンマーティン」を維持することが可能となる。
今回の新たなネーミングライツ契約は、プロジェクトの長期的安定を裏付ける重要な動きとなる。エグゼクティブ・チェアマンのローレンス・ストロール体制のもとで進められてきた再建・拡張戦略において、また一つ大きな節目を迎えた形だ。「本日の取得は、我々のチームの歩みにおける重要なステップであり、フォーミュラ1の刺激的な未来に対する我々のコミットメントを示すものだ」とローレンス・ストロールは語った。「この契約は、将来的にワールドチャンピオンを獲得するという目標に向けて我々の立場をさらに強化するものだ。私はこの象徴的な英国ブランドを公道とサーキットの両方で率いることを誇りに思っている」同チームは2021年にレーシングポイントからアストンマーティンへとブランドを変更して以降、大規模な拡張を進めてきた。シルバーストンには最先端ファクトリーが完成し、新風洞も稼働を開始。さらに複数の著名テクニカル人材を獲得するなど、コストキャップ時代における常勝体制構築を目指して組織強化を続けている。ブランドの恒久的な使用権確保は、単なる名称維持にとどまらない。アストンマーティンがF1の将来に深く根付く存在であり続けることを意味するものであり、タイトル争いへの本格的な挑戦体制が一層明確になったと言える。
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