アストンマーティンは2026年F1シーズン開幕を前に、大きな期待を背負っている。エイドリアン・ニューウェイの加入、そしてホンダとの新たなパワーユニット体制という強力な布陣で新時代に挑んでいるが、バーレーンでのプレシーズンテストではパフォーマンスと信頼性の両面で課題が露呈した。最終テスト初日、フェルナンド・アロンソはエンジン関連のトラブルにより午前セッションでわずか28周にとどまった。
午後にはランス・ストロールがターン11のブレーキングでスピンを喫し赤旗の原因となるなど、AMR26は依然として安定した走行を確保できていない。フェルナンド・アロンソは、チームが厳しい状況にあることを率直に認めた。「間違いなく難しいスタートだ」「この2日半で修正しなければならないことがたくさんある」「しかし、イギリスと日本の両ファクトリーを含め、全員が100%の力で取り組んでいる。この期間をできるだけ短くするために全力を尽くしている」AMR26に設計上の根本的な欠陥があるのではないかと問われると、アロンソは問題は解決可能だと強調した。「すべては確実に修正できると思う。短期的にも中期的にもだ」「修正不可能なものは何もないと思っている。ただ、様子を見る必要がある」「オーストラリアまでに可能な限りすべてを修正し、その後も選手権で手遅れになる前に、最初の数戦でできる限り多くを改善したい」そして最後に、チームの現状について楽観的な見方を示した。「でも、僕は楽観的だ。解決策はすでにあると思っている」アストンマーティンは新レギュレーション初年度での飛躍を狙うが、現時点ではまず信頼性と基礎的なパフォーマンスの安定化が急務となっている。シーズン開幕まで残された時間はわずかであり、テスト最終盤でどこまで立て直せるかが焦点となる。