アストンマーティン・ホンダは、2026年F1プレシーズンテスト第1週を終え、AMR26で合計206周を走破した。バーレーン・インターナショナル・サーキットでの3日間を通じて、ランス・ストロールとフェルナンド・アロンソがマシンの理解を深めた一方、チームは現状の課題も率直に認めている。新レギュレーション下での初本格テストとなった今回、走行距離の確保とデータ収集は進んだが、パフォーマンス面では改善の余地が明確となった。
3日間で206周 データ収集を優先最終日の走行を担当したランス・ストロールは、午前・午後を通じて走行し、エアロマッピングや低燃料・高燃料走行プログラムを消化。72周を重ね、ソフトタイヤで1分38秒165を記録した。2日目にはフェルナンド・アロンソが98周を走破。午前55周、午後43周と安定した周回を重ね、最速1分38秒248(ソフト)を記録した。初日はストロールが36周を走行。しかし午後にパワーユニットのデータ異常が検出され、走行は制限された。最速は1分39秒883(ハード)だった。フェルナンド・アロンソの手応えと課題認識「今日はAMR26に戻ることができて良かったし、しっかりとした走行距離を稼ぐことができた」「プログラムを進め、連続したロングランに移行しながら、さまざまなセットアップを試した」「テストは常に学びの場であり、今日も例外ではなかった。まだやるべき仕事は多く、ペースを改善する必要がある。来週のテスト、そしてメルボルンでの開幕戦に向けて万全の準備ができるよう、すべてを分析していく」ランス・ストロール「まだやるべきことは多い」「今日がAMR26での初めての本格的な走行だった。バルセロナでは3周しか走っていなかった」「午前中は走行プランと各種テスト項目を進める忙しい時間だった。午後はPUのデータ異常を調査するため走行が制限された」「マシンを理想の状態に持っていくにはまだ多くの作業が必要だが、この2回のテストを最大限活用して学びを積み重ねていく」マイク・クラックが語る現実的な立ち位置「バルセロナでのシェイクダウンを終え、新シーズン最初のテストを完了した。週前半にはいくつか問題も発生したが、新レギュレーション下ではまさにそれがテストの目的だ」「パッケージ全体が非常に新しく、すべての要素を理解し、どこを改善すべきかを特定するには時間が必要だ。3日間にわたり尽力してくれたチーム全員に感謝したい」「まだこのパッケージには解き放てるパフォーマンスが多く残っていることを現実的に認識している。来週に向けて学びを分析することが重要だ」また2日目終了時点では次のようにも語っている。「フェルナンドとともに98周を完了できた。新レギュレーション下では1周1周が非常に重要であり、メルボルンまで残された時間は多くない」「テスト段階とはいえ、我々にペースが足りていないことは理解しているし、改善すべき分野も把握している。チーム全員が全力で取り組み、最高の状態でレースに臨めるよう準備している」ペドロ・デ・ラ・ロサ「スケジュールに遅れ」「バーレーンでの最初のプレシーズンテスト第1週を終えた現時点で、我々は予定より遅れており、望んでいる位置にはいないことは明らかだ」「バルセロナでは走行が限られ、今週のバーレーン初日にも問題が発生した。ここ数日でフェルナンドとランスは一定の走行距離を重ねたが、新パッケージへの理解を深めながら追いついている段階だ」「マシンを改善するための才能とリソースは揃っている。トラックでもシルバーストンでも、チームとパートナー全員が実現に向けて懸命に取り組んでいる」アストンマーティンは2月18日から20日に行われる第2回プレシーズンテストで再びAMR26を走らせ、その後メルボルンでの2026年F1開幕戦に向けた最終準備に入る。新時代のスタートに向け、残された時間でどこまでパフォーマンスを引き出せるかが焦点となる。