レッドブルF1の育成プログラムを外れたジャック・クロフォードが、アストンマーティンに移籍すると報じられている。2020年からレッドブルのジュニアプログラムのメンバーだったクロフォードは、昨年F3からF2へのステップアップを果たしたが、メンバー総入れ替えの危機が迫っていたレッドブルジュニアにとって極めて重要な移籍だった。
クロフォードはレッドブルのホームであるオーストリアでスプリントレース優勝、さらに4度の表彰台を獲得し、印象的な活躍を見せた。しかし、2024年のレッドブル・ジュニアチームの座を維持するには十分ではなかった。ジャック・クロフォードがアストンマーティンへ?しかし、クロフォードにとってすべてが失われたわけではなく、それどころか、彼は2024年にハイテックからDAMSに乗り換えて2度目のF2シーズンに参戦する予定である一方、RACERによれば、彼はアストンマーティンアカデミーのメンバーとして参戦する予定だという。クロフォードは、2024年シーズンに向けて、これほどレースが楽しみな年はないと言いながら、このチャンスに気合を入れている。「本当に、本当に興奮している」とクロフォードは認めた。「これほどレースが楽しみな年はない。DAMSと一緒にたくさんの準備をし、フランスに行き、彼らと仕事をする。それに、F1チームと一緒にシムワークをするのもいい経験になる。いずれはF1マシンに乗ることになるだろうし、それもとてもいい経験になるだろう」「今年がとても楽しみだ。僕の優先順位はもちろんF2だ。自分にとってとても重要な年だし、2年目だからね。新しいマシンで、チームも僕もいいパフォーマンスを発揮するチャンスがあると感じている。今年が楽しみで仕方がない」ルーキーF2シーズンで57ポイントを獲得し、ランキング13位となったクロフォードだが、現代のF1マシンに合わせた新世代のマシンで臨む今季は、タイトルを視野に入れている。「今年は間違いなくチャンピオン争いができると思う」とクロフォードは語る。「それが僕の目標だし、F1チームも僕のために掲げてくれた目標でもある。「彼らからそうするように大きなプレッシャーを受けているわけではない。明らかに単なる目標だけど、僕自身にとっても目標でもある。僕たちは同じ考えを持っている」2024年のF2シーズンはF1と同じ週末に始まり、バーレーン・インターナショナル・サーキットでスプリントレースは3月1日、フィーチャーレースは3月2日に開催される。