アストンマーティンF1チームは、フェルナンド・アロンソと新たな契約を結びたいと考えている。木曜日、アブダビでフェルナンド・アロンソは、シルバーストンを本拠地とするアストンマーティンF1チームでの1年目は、長く成功したF1キャリアの中でも過去最高のパフォーマンスだったと語った。
彼の友人であり、かつてのライバルであるロバート・クビサも同意見だ。もし自分がF1チームを運営しているとしたら、アロンソと7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンのどちらと契約するかと質問されたクビサは「アロンソ」と答えた。「僕の意見では、アロンソは競争力のないマシンでも誰よりも強い」マックス・フェルスタッペンよりも?との質問にも「競争力のないクルマでは、そうだ」とクビサはGurulandiaに主張した。アロンソが昨冬にアルピーヌを離れ、アストンマーティンに移籍したが、その理由はアルピーヌが42歳のアロンソの老齢化を懸念していたからだ。アストンマーティンのチーム代表であるマイク・クラックは金曜日、2025年の契約延長の可能性を検討する際にアロンソの年齢は関係ないかとの質問に対し、「いや、関係ない」と答えた。アロンソはすでに2024年までの契約を結んでいる。クラックは、アロンソに2025年の新契約をオファーするかとの質問に「その質問に答える必要はないと思う」と付け加え、「絶対にイエスだ」と答えた。「フェルナンドの取り組みにはポジティブなことしか見当たらない。チームとして初日から、実際には今日に至る前まで、彼がどのように仕事に打ち込むか、そして、労働倫理に関していかに模範であるかについて圧倒されっぱなしだ」「正直に言うと、最初はハネムーンのようなものだと思っていたが、なんとかハネムーンを延長できてとても満足している」「特に困難なときには、常に建設的で、素晴らしいチームプレーヤーを得たと思う。クルマが競争力があったとき、あるいはより競争力があったときは、明らかに建設的であるほうが簡単だが、本当の資質が出ていた。メキシコを例にとれば、両ドライバーとも、マイクを持ってチームを非難し、チームを敵視するのは簡単だったし、おそらくそれは当然のことだっただろうが、あのとき、両ドライバーのチームプレーの真の資質が現れたと思う」「私にとっては、チームとして、あの時間に団結できたことが今シーズンのハイライトのひとつだ」