アストンマーティンF1は、アラムコとの長期的なパートナーシップ契約を発表。公式チーム名にもうひとつのタイトルスポンサーが加わる形となり、2022年は『Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team(アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チーム)』として参戦する。サウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラムコは、2020年3月からF1のグローバルパートナーを務めているが、アストンマーティンF1チームとのパートナーシップにより、F1への関与はさらに拡大される。
アストンマーティンF1は「高効率の内燃機関、高性能の持続可能な燃料、高度な潤滑油、および車両への非金属材料の導入を推進する」としてアラムコとの長期的なパートナーシップが発表した。アストンマーティンF1とアラムコは、研究開発で協力し、2025年までに100%持続可能な燃料を使用するというF1の目標を達成することに重点を置き、「パートナーシップは、市販車両用の低燃費エンジン技術の開発と商業化、およびモータースポーツにおけるより効率的なハイブリッドエンジンの開発に焦点を当てる」と付け加えた。このパートナーシップには、スポンサーシップの権利、ライセンス契約、および「アラムコの燃料と潤滑油の独占的なブランド化と宣伝の権利」も含まれている。アストンマーティンF1チームのローレンス・ストロール会長は「我々は勝つためにスポーツをしており、名声のあるアラムコという素晴らしいパートナーを歓迎する。このプロセスから私が学んだアラムコは、膨大な量の知的財産と技術的能力を持っており、F1世界選手権で優勝するという我々の目標を達成するためにチームを大いに助けてくれることを私は知っている」「我々の歴史的なパートナーシップは、チームをF1でパイオニア、勝利の力にし、アラムコの製品の持続可能性とパフォーマンスを披露するという我々の野心の規模を示している」アストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズのCEOを務めるマーティン・ウィットマーシュは「F1で勝つということは、適切な材料を最適な方法で組み立てて管理することだ」とコメント。「アラムコは革新的な企業であり、その超ハイテクの専門知識は、アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームのパフォーマンスを向上させ、将来の成功をもたらすために非常に現実的で非常に価値のある貢献をしてくれるだろう」アストンマーティンF1は、2022年F1マシン『AMR22』を2月10日に発表。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルとランス・ストロールが2年目のタッグを組む。
全文を読む