F1シュタイアーマルクGPをランド・ストロールが8位、セバスチャン・ベッテルが12位で終えていたアストンマーティンは、1週間後に同じトラックで迎えたF1オーストリアGPのFP2で両方のドライバーがトップ5に入った。だが、両ドライバーはそれほど多くのことは予想していない。「金曜日だからね」と5番手タイムを記録したセバスチャン・ベッテルは微笑んだ。「もちろん、明日も5番手ならば、それは驚くべきことだけど、まだ序盤だ」
「おそらく、僕たちは他の人よりも少しアグレッシブルだった。でも、良いことであるのは間違ないないし、僕たちはそれを受け入れるつもりだ。いくつかのことを試したので、明日どうなるか見てみよう。今週末はコンディションが異なる。レースまでに宿題を終えて、今週末はもう少し強くなることを願っている」先週、セバスチャン・ベッテルはQ2で敗退し、14番グリッドからスタートすることに失望した。しかし、今週末の涼しい(潜在的に雨が降る)コンディションでより良い予選ができることを期待している。「先週の土曜日はそれほど良くなかったので、明日はもっと良い日になることを願っている」とセバスチャン・ベッテルは語った。「必要なのはスムーズな走行であり、目標は可能な限り上位にいることだ。Q3が目標だ。トップ10ということだ」ランス・ストロールは先週の予選でトップ10に入りしている。FP1で2回スピンしたが、FP2での4番手タイムを記録し、マシンに満足していると語る「かなり良いを感触が得られた。でも、他がどうかを言うことはできない」とランス・ストロールは語った。「それは波乱に富んだ朝だったけど、午後はスムーズだった。全体として、今日はいくつか良いラップができたし、たくさんのことを学べたので、明日を楽しみにしている」アストンマーティンは今週末のタイヤコンパウンドの微妙な変化に助けられるかもしれない。ピレリは先週よりも1ステップ柔らかいタイヤを持ち込んでいる。ランス・ストロールはその違いはすぐに明らかだったと語り、ピレリが異なるタイヤを持ち込んで、物事を混ぜ合わせて、少し違った振る舞いをするのは素晴らしいことだと考えている。「柔らかいコンパウンドでいい感じだったし、レースの戦略も少し複雑化するかもしれない。クールだと思う。ご覧のとおり、中団勢は拮抗している。金曜日は誰が何をしているのかわからないので、成り行きを見てみるしかない」アストンマーティンはコンストラクターズチャンピオンシップで6位におり、アルファタウリにわずか2ポイント差をつけている。