アストンマーティンF1は、今年から加入したセバスチャン・ベッテルが“チームにすでに非常にうまくフィットしている”と語り、“我々のレース哲学は100%同じ”だと自信をみせる。2020年シーズン限りで6シーズン過ごしたフェラーリから戦力外通告を受けたセバスチャン・ベッテルは、昨年までレーシング・ポイントとして知られた新生アストンマーティンF1のドライバーとして新たなキャリアの章の幕を開ける。
昨年、レーシング・ポイントはフェラーリよりも2つ上位のコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えている。アストンマーティンF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、セバスチャン・ベッテルが13年半のF1レースでの経験を生かして「すべての正しい多くの質問をしている」と語っていた。最新のインタビューで、オトマー・サフナウアーは、4回のF1ワールドチャンピオンとの協力関係の発展について詳しく述べた。。「彼は私たちにすでに非常にうまくフィットしている」とオトマー・サフナウアーは Auto Motor und Sport に語った。「我々はどのようにレースをしたいのかにちいて同じ哲学を持っている」「我々にとってパフォーマンスが最優先事項だ。可能な限り最速のマシンを手に入れるよう努めている。これは、タイヤ交換を伴うピットクルーなどの他の分野にも当てはまる」「我々は勝利を含め、レースを最大限に活用したいと思っている。それがすべてであり、まさにそれがセバスチャンの目的だ」「我々のレース哲学は100%同じだ。そのため、パフォーマンスを最適化するために非常にうまく連携している」セバステャン・ベッテルは、フェラーリではレッドブルと獲得した4回のF1ワールドチャンピオンに追加することができず、2020年はミッドフィールドでの戦いを強いられた。しかし、オトマー・サフナウアーは、アストンマーティンF1でベッテルがレースの“楽しさ”を取り戻すと考えている。「我々は彼にレースを再び楽しめる環境を提供することができる」とオトマー・サフナウアーは付け加えた。「F1に参加できるのは喜びだ。だからこそ、我々のほとんどがこの仕事をしている」「楽しむとはどういう意味か? 自分でセブに尋ねてみるといい。チームのすべての部門とマシンを最大限に活用することは、彼にとって意味があると思う」「これがこのチームの姿勢だ。過去にそれを示してきた。我々はこの環境を育て、彼はこの環境を求めていた。彼は我々を最大限に活用し、我々は彼を最大限に活用する」