アントニオ・フェリックス・ダ・コスタが、ダニエル・リカルドの後任として2014年のトロ・ロッソのドライバーに起用される見込みだと O Estado de S.Paulo が報じている。同紙の記者リビオ・オリッキオは、先週末にフォーミュラ・ルノー3.5のレースが行われたポールリカールを訪れていた。
リビオ・オリッキオは、トロ・ロッソでのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタのF1デビューについて「公式な発表にこそ至っていないものの、これから数日の内にそうなる」と述べた。22歳のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは今季序盤戦でパフォーマンスが低下していたものの、フランスでは前戦ハンガリーに続く勝利を飾った。「今日は僕にとって重要な一日だった」とアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは語った。「僕はフランツ・トスト(トロ・ロッソ代表)からリザルトを祝福するメッセージを受け取った」しかし、おそらく最終的な決断を下すのはレッドブルのドライバーマネジャーを務めるヘルムート・マルコだ。「僕がF1でドライブすればマルコはすごく満足だと思う。でも、去年結んだ契約から言えば彼はどこでも思いのままのところに僕をやることができる。僕は彼がとても好きだ。厳しい人だけど、見たままが手に入る」とダ・コスタは語る。アントニオ・ダ・コスタはレッドブルがミルトン・キーンズに構える本部に戻り、韓国と日本のダブルヘッダーに向けて重要な役割を果たす。「夜明け時に(ドライバーシミュレーターで)シミュレーションをすることになるだろうね」