キミ・アントネッリ(メルセデス)は2026年F1日本GPで優勝を飾り、史上最年少で選手権首位に立った。しかし、その歓喜の表彰台で思わぬ“制約”に直面することになった。鈴鹿サーキットの表彰式では、通常どおりシャンパンファイトが行われたが、日本の法律によりアントネッリはアルコールを口にすることができなかった。
日本の飲酒年齢が影響 表彰台で異例の対応日本では飲酒可能年齢が20歳と定められており、19歳のアントネッリは対象外となる。そのため、今回の表彰式では通常のシャンパンではなく、ラベルのないボトルが用意された。このボトルにはアルコールではなく、スパークリングウォーターのような代替飲料が入っていたと見られている。アルコール規制のある国や地域では、F1の表彰台でこうした対応が取られることがある。一方で、2位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)と3位シャルル・ルクレール(フェラーリ)は通常のシャンパンを使用。ふたりは遠慮なくスプレーを行い、アントネッリに向けてシャンパンを浴びせる場面も見られた。最年少王者候補の“代償”とユーモラスな一幕中継を担当したデビッド・クロフトは、「ここで優勝してもシャンパンを飲めないのがティーンエイジャーの唯一の欠点だ」とコメント。さらに「見てのとおりボトルにラベルがない。日本の飲酒年齢は20歳だ」と説明した。このやり取りに対し、ジェンソン・バトンも「他の2人はシャンパンを使っているが、スプレーするのは問題ないのか?」と問いかけるなど、現場はユーモラスな雰囲気に包まれた。結果的に、アントネッリは歴史的勝利を手にしながらも、シャンパンで祝杯を挙げることはできなかった。それでも、最年少で選手権をリードするという偉業は揺るがない事実であり、今後の活躍にさらに注目が集まる。