2025年F1アメリカGPの予選Q2は、コンディションが落ち着いた中で再び熾烈な争いとなった。セッション序盤、メルセデスのキミ・アントネッリが1分33秒044の好タイムを記録し、一時トップに立つと、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)がこれに0.080秒差で続いた。中団勢ではニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)やリアム・ローソン(レッドブル・レーシング)が上位進出を狙ったが、タイム更新には届かず。
角田裕毅(レッドブル・レーシング)は最終アタックで中間セクターを伸ばせず、第2セクターでわずかにロス。最終的に自己ベストを更新できず13番手にとどまり、惜しくもQ3進出を逃した。前日のスプリント予選での力強い走りから一転、決勝に向けて課題を残す結果となった。終盤はルクレールがフェラーリ勢として意地を見せて2番手に浮上。トップは依然としてフェルスタッペンがキープし、上位勢は順当にQ3へ進出した。一方、アルピーヌ勢はタイム更新を試みたものの届かず、ガスリーとコラピントもここで敗退となった。■ Q2敗退ドライバー11位:ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)12位:リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)13位:角田裕毅(レッドブル・レーシング)14位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)15位:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)フェルスタッペンが引き続きトップを守り、ルクレール、サインツ、ノリスが続く展開でQ3へ。中団勢はわずかコンマ数秒の差に泣く接戦のセッションとなった。
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