アルピーヌF1チームのピエール・ガスリーは2026年F1中国GPで6位に入り、チームのパフォーマンスに大きな手応えを示した。2025年に後方に沈んだチームは、メルセデス製パワーユニットへの変更と早期の開発集中によって中団上位へと復調している。上海では予選・決勝ともに安定した速さを見せ、レッドブル勢を上回る場面もあった。ガスリーはこの結果を踏まえ、マクラーレンやフェラーリ、レッドブルといったトップ勢に迫る可能性に言及した。
「チーム全体にとって、いくつかのセッションで僕たちが4番手の速さを持っていると確認できたのは確実に励みになる」とガスリーは語った。「前との差も、例えば今日のマクラーレンとの差はコンマ3秒ほどで、決して大きく離されているわけではない。だから僕たちは自分たちのやるべきことに集中し、パフォーマンスを積み重ねていけば、前のグループに徐々に加われるはずだ」中国GPのパフォーマンスについては、プレシーズンテスト時の想定を上回っていたと認めている。「正直に言えば、少し良かった。レッドブルのペースについては少し混乱している。メルボルンでは2列目に並び、マクラーレンと戦えていたからだ」「僕たちはまだそこまで到達しているとは思っていないが、今週末は彼らが少し後退し、僕たちが一歩前進したように見える。全体的に見て、この週末の内容には満足しているし、僕たちにはその集団に入れるポテンシャルがあると思う」決勝ではセーフティカー導入前まで5番手を維持していたが、リスタートでポジションを落とした。「正直なところ、なぜかパワーやブーストがなかった」と振り返る。その影響もありオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)に先行を許し、最終的には6位でフィニッシュした。「心の奥では、あの5位を逃したことに少しフラストレーションを感じている」とガスリーは率直に認める。「でも2025年の状況と比べれば、今はまったく別のカテゴリーにいる。予選でも良い仕事ができたし、マクラーレンとはコンマ数秒差だった。第1スティントでもフェラーリに大きく離されることはなかった」「まだ細かく調整すべき点は多いが、解決不可能な問題ではない。だから自信はある。中国は特別な週末だったし、このパフォーマンスを今後のレースでも再現できればいいと思っている」さらにガスリーは、開幕戦オーストラリアGPの結果は実力を正確に反映したものではないと強調する。「今もう一度メルボルンで走れば、僕はQ3に進めると思う」現在、ガスリーはドライバーズランキング7位につけており、今後はさらなる上位争いを見据えている。「マシンにはまだいくつかの制限があるが、今週末はパーツではなく細かなセットアップ変更で確実に前進できたと感じている」「現状のパッケージでも、まだ見つけられるパフォーマンスは多い。後ろとの差を広げつつ、前のグループにプレッシャーをかけていきたい。そしてその戦いに加われることを願っている」「それが実現できるかは分からないが、チームは本当にハードに働いているし、さらなる改善も控えている。それだけで僕にとっては十分にワクワクする要素だ」
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