スクーデリア・アルファタウリのF1テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2023年F1第19戦アメリカGPのスプリントを振り返った。ダニエル・リカルドは予選での不運を挽回すべく、シュートアウトで11番手(ラッセルのペナルティで10番手)を獲得。しかしスタートで出遅れて順位を落とし、そこから順位を上げることはできなかった。
角田裕毅はシュートアウトの最後の走行でタイミングを誤り、ラインを越えるチャンスを逃してしまった。そのため午後は、グランプリに向けてタイヤのデグラデーションをテストすることに重きを置いていた。「結果やリザルトの面では複雑な1日だったが、チームとしては、もっと多くのものを得ることができる可能性があったと感じている」「一夜明けて、ダニエルのガレージ側でいくつか有益な措置を講じることができた。スプリント予選では力強い走りを見せ、スプリントレースでは中団争いに加わり、最後の数周は非常に力強い走りを見せてくれた」「悔やまれるのは、最後のスプリント予選で裕毅がアウトラップのタイミングを間違えてしまい、19番手と大きくポジションを落としてしまったことだ。そのため、スプリントレースではペースがよく、オーバーテイクもできたが、そのペースではポジションを争うことができなかった」「ミディアムコンパウンドタイヤに関する多くのデータを持ち帰ることができたので、これを戦略プランニングの一部として活用し、明日に向けて何を引き出せるかを検討することが課題だ。目標はポイントを獲得するあらゆる機会を最大化することだ」日曜日の決勝は、角田裕毅が11番グリッド、ダニエル・リカルドが15番グリッドからスタートする。2023年 F1アメリカGP スプリント 結果・順位1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)4.ランド・ノリス(マクラーレン)5.セルジオ・ペレス(レッドブル)6.カルロス・サインツ(フェラーリ)7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)8.ジョージ・ラッセル(メルセデス)9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)10.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)11.エステバン・オコン(アルピーヌ)12.ダニエル・リカルド(アルファタウリ)13.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)14.角田裕毅(アルファタウリ)15.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)16.ケビン・マグヌッセン(ハース)17.周冠宇(アルファロメオ)18.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)19.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
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