スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2023年F1バーレーンGP初日のプログラムを振り返った。昨年、コンストラクターズ選手権で9位に進み、下位争いから抜け出すことを期待しているスクーデリア・アルファタウリだが、バーレーン・インターナショナル・サーキットの公式セッションでは苦戦。
スクーデリア・アルファタウリは、角田裕毅が18番手、ニック・デ・フリースが19番手と、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンに及ばなかった。「我々は、先週の3日間のテストで収集したデータに成果とともにレースウイークに臨んだ。エンジニアはそれを分析し、まとめ、今週に向けて良いセットアップを見つけることに忙しくしていた」とジョナサン・エドルズはコメント。「第1セッションは第2セッションに比べてかなり気温が高いので、バランスの問題が誇張される傾向があり、FP1では『ありとあらゆること』に直面した。「FP2に向けていくつかの変更を行ったが、それが功を奏した。そして、路面温度の低下も同様だった。「ドライバーのバランスはまだ完璧ではなかったが、ターゲットからそれほど離れてはいなかった。とはいえ、ラップタイムは競争力のあるものではなかったので、テストに比べて一歩後退したように見える理由を理解するために、かなりの量の作業が待っている」
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