スクーデリア・アルファタウリは、2023年F1マシン『AT04』の正式な公開に先立ち、ホイールカバーのデザインを先行で披露した。アルファタウリは、2月11日(土)=日本時間12日(日)7時30分からニューヨークのファッションウィークでファッションショーと合わせて2023年F1マシン『AT04』のカラーリングを公開する。
スクーデリア・アルファタウリは、ソーシャルメディアでAT04のホイールカバーのデザインを先行公開。昨年の18インチタイヤとともに導入されたホイールカバーは、F1マシンのデザインで差別化を図るパーツのひとつとなっている。スクーデリア・アルファタウリは、今年1月に『AT04』のクラッシュテストを済ませ、2月に入ってからは搭載するホンダRBPTのF1エンジンを初始動させている。2023年のスクーデリア・アルファタウリの焦点は、昨年から大幅な改善を果たすことだ。2022年にチームはコンストラクターズ選手権で9位に転落。後ろにいるのはウィリアムズだけだった。今年は、アルピーヌF1チームに移籍したピエール・ガスリーの後任としてニック・デ・フリースが加入し、角田裕毅とチームを組む。スクーデリア・アルファタウリは、2023年F1マシン『AT04』でレッドブルからのパーツ購入の量を減らし、独自で設計していくパーツを増やしていくことを明らかにしている。昨年まで所属しているピエール・ガスリーによるとAT04で「アルファタウリがクルマのコンセプトを完全に変えている」と語っている。