スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2022年F1第13戦ハンガリーグランプリの予選を振り返った。スクーデリア・アルファタウリによって厳しい予選となった。角田裕毅はカットアウトラインから0.035秒差の16番手、ピエール・ガスリーはトラックリミット違反でベストタイムを抹消されて19番手と2台揃ってQ1敗退を喫した。
「不満の残る予選になった。両車にQ2へ進出できるペースが備わっていたが、どちらも進出できなかった」とジョディ・エギントンはコメント。「Q1のピエールのベストラップは12位を狙えましたが、ターン5でトラックリミットを超過したと判断されてタイムが抹消され、Q2進出を逃した。裕毅もタイムが抹消されたため、最終ランでQ2進出を狙ったが、残念ながらグリップが得られず、0.035秒差で逃しました」「したがって、チームとしては満足できていないし、データを振り返って改善できる部分を確認する」「決勝に向けては、ベストグリッドは得られなかったが、我々のタスクに変更はない。ポイント圏内に入れるようにマシンを改善することにチーム全員でフォーカスしていく」