スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2022年F1第9戦カナダグランプリの金曜フリー走行を振り返った。プラクティスに先立ち、スクーデリア・アルファタウリは角田裕毅のパワーユニット一式を交換。最後尾からスタートすることが決定している。そのため、予選ではなく、決勝にむけて車を作り込んでいる。
「数年ぶりにモントリオールに戻るのは素晴らしいことだ。本当に素晴らしいサーキットであり、多くのサプライズを投げかける可能性がある。今週末も天気と同じ役割を果たしそうだ!」とジョナサン・エドルズはコメント。「昨日の集中豪雨の後、今日は2回ののよく照ったセッションを完全なドライランニングで経験した。そのため、多くのメカニカルアイテムとエアロテストアイテムを使用して、両方の車にまたがる広範なテストプログラムをカバーすることができた」「ストリートトラックであるため、FP1ではグリップがかなり低くなり、バランスがかなりオープンな状態になった。収集されたデータに基づいて、FP2にいくつかの合理的な変更を加え、パッケージは明らかに改善した」「日曜日にグリッドの後ろからスタートするというPUペナルティのある裕毅にとって、焦点はロングランにあったので、彼のショートランのペースはあまり代表的ではない。ピエールのペースは、車のパフォーマンスをよりよく表している」「明日は予選でさえウェットになりそうだが、日曜日はドライレースになると予測されているため、今夜収集したドライレースのデータを調べて、ウェットの明日への最適な適応方法を理解する必要がある」