スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2022年F1第3戦オーストラリアグランプリの初日の作業を振り返った。3年ぶりに戻ってきたアルバート・パーク・サーキットは、路面の再舗装やレイアウト変更など、新世代F1マシンと18インチタイヤの新しいコンパンドと合わせて学習しなければならないことがたくさんある。
ピエール・ガスリーは総合9番手タイムをマーク。初走行となる角田裕毅は12番手とまずまずのパフォーマンスを見せており、ジョナサン・エドルズも期待通りのパフォーマンスを発揮できていると語る。「3年間の休憩の後、メルボルンに戻るのは素晴らしいことだ。サーキットに加えられた変更はポジティブに見え、いくつかのコーナーの再調整と完全なリサーフェシングが顕著な違いを生み出している」とジョナサsン・エドルズはコメント。「今日の焦点は、タイヤが新しいターマックでどのように機能するか、そして最大のパフォーマンスを引き出すために必要なセットアップの変更を理解することだった。コンパウンドアロケーションは今週末ここでC4をスキップし、代わりにC5ソフトタイヤを使用する。これは真の予選タイヤであり、今シーズンこれまでのレースでは使用されていない。したがって、このコンパンドでのショートランで完了しなけれならない学習がたくさんあった」「また、FP1では完了しなければならないエアロコンポーネントのテスト項目のマトリックスがあり、その結果がFP2のセットアップを左右した」「全体的なパフォーマンスは期待通りであり、我々はミッドフィールドのミックスにいる。本日完了したすべてのテストによって、ドライバーがリズムに乗るのが通常より難しくなった。これはここでは非常に重要だ。明日のFP3での予選準備中にこれに取り組んでいく」