アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1イギリスGPのスプリント予選を振り返った。アルファタウリ・ホンダF1は、12番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーが12位、16番グリッドからスタートした角田裕毅が16位でフィニッシュと、前後のドライバーに入れ替わりはあるものの、スタートした位置を上回ることができなかった。
ピエール・ガスリーは、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)のペナルティにより、決勝を11番グリッドからスタートする。「チャレンジングな1日だった」とジョディ・エギントンは振り返る。「昨日の予選でもプラン通りには進まず、このスプリント予選を望んだ位置からスタートすることができなかった。予想された通り、スタート後しばらくするとトレイン状態となり、そこから抜け出すのは不可能だった」「素晴らしい1日とは言い難い内容だが、明日の長いレースに向けて何ができるかを考えるときだ。これまでの通常のレースに比べ、我々にとっては難しい週末とはなっている。膨大な量のデータをレビューし、マシンからさらにスピードを引き出せるよう準備を進める」