アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、ピエール・ガスリーは今やF1の絶対的なトップドライバーのひとりだと評価している。ピエール・ガスリーは、前戦F1アゼルバイジャンGPで自身3回目の表彰台を獲得。2019年のF1ブラジルGPでの2位、昨年のF1イタリアGPでの優勝と、アルファタウリ(前身のトロロッソ)で言えば、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルドよりも成功を収めている。
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表であるフランツ・トストは、ピエール・ガスリーをフィールドで最高のドライバーにランク付けした。「あの3位は彼と彼の自信にとって非常に重要だった」とフランツ・トストは語った。 「今シーズン、ピエールはずっと好調だったが、ポルティマオとバルセロナでは彼にあまり良いマシンを提供することができなかった。しかし、モナコとバクーで我々は反撃した。彼はそこにいた。マシンを最大限に活用し、ミスを犯さず、ポイントをもたしており、私にとって絶対的なトップドライバーの一人だ」ピエール・ガスリー自身は野心的であり、実際にステップアップしたいと思っているが、彼の良いフォームにもかかわらず、トップチームのレッドブルに戻ることは問題外のようだ。その結果、ガスリーがアルピーヌF1への移籍を検討しているとの憶測がちらほらある。フランツ・トストは、チームのファーストドライバーであるピエール・ガスリーを手放す気はないが、決定はレッドブルに委ねられていると語る。「彼が我々と一緒にいることを願っている。コスト上限にとって、我々は彼にまともで競争力のあるマシンを与えることができるかどうかを見なければならない。そして、チームを変更する理由はない」「いずれにしろ、誰がドライブするかはレッドブルの決定だ」フランツ・トストは、アルファタウリが昨年とは少し異なる哲学を採用していることを認める。チームはもはやドライバーを訓練するだけでなく、新しい2022年のF1レギュレーションを考慮して少なくとも1人は経験豊富なドライバーを雇用したいと考えている。「これは重要だ。特に来年、新しいレギュレーションが導入される。ベンチマークが必要だ。マシンのセットアップをどこに進めるかを知る必要がある。それは2人の若いドライバーや2人の経験の浅いドライバーでは不可能だ」
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