アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの金曜日リー走行を振り返った。FP1では、ピエール・ガスリーがフェルスタッペンから約0.5秒差の6番手と上々の出だしを見せる。バクーでのキャリア初走行となった角田裕毅は、コースの習熟に努め、コースオフする場面はあったものの、14番手でセッションを終えた。
FP2では各車さらにペースを上げ、ガスリーは午前のセッションから1つポジションを上げ、トップから約0.4秒差の5番手に。角田もタイム向上を果たし、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を上回る10番手でセッションを終えた。「バクーでの金曜日のプラクティスは、忙しいかったが成功したものとなった。ピエールは以前にここを走ったことがあるが、ユウキはどのカテゴリーでも走ったことがなく、初めてだったので、FP1は彼にとってチャレンジだった。ダーティでローグリップな路面は、風と相まって、彼の初めてのパフォーマンスに影響があった」とジョナサン・エドルズは語った。「今日のセッションでは、主にタイヤからパフォーマンスを最大限に引き出す方法のイメージを構築することに取り組んだ。両ドライバーがミディアム、ソフトの順に使用し、FP1ではマシンバランスにも取り組んだ。路面温度が高く、今回はより柔らかいコンパウンドを使用するため、過去のここよりも早くタイヤを作動させられることができているのはポジティブだ」「FP1ではマシンにとても満足していたが、まだ改善の余地が多くあると感じたため、FP2では両方のマシンにいくつかセットアップ変更を加えた。これが正しい方向への一歩となり、ショートランのパフォーマンスに反映された」「ユウキは我々が要求したことに正確に取り組み、FP2の終盤にはピエールとほぼ互角だった。FP3と予選では、もっとタイムを見つけられると思う」「今日のロングランはレースのスタート時のように周囲のクルマと戦いになって難しいものとなったが、分析するための良いデータが得られた。それは限界がどこにあるのかを理解することに役立ち、戦略モデルに生かすことができるだろう」2021年 F1アゼルバイジャンGP FP2 結果1.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) - 1分42秒1152.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) +0.1013.カルロス・サインツ(フェラーリ) +0.1284.シャルル・ルクレール(フェラーリ) +0.3215.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) +0.4196.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) +0.5787.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) +0.8268.ランド・ノリス(マクラーレン) +0.9039.エステバン・オコン(アルピーヌ) +0.90510.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) +1.01511.ルイス・ハミルトン(メルセデス) +1.04112.キミ・ライコネン(アルファロメオ) +1.10513.ダニエル・リカルド(マクラーレン) +1.18314.ランス・ストロール(アストンマーティン) +1.69715.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) +1.76616.バルテリ・ボッタス(メルセデス) +2.06917.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) +2.44218.ニキータ・マゼピン(ハース) +3.44819.ミック・シューマッハ(ハース) +3.98020.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) +4.868
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