アルファタウリ・ホンダF1は、佐藤万璃音をアブダビで開催される若手ドライバーテストに起用することを発表。先に発表された角田裕毅とともに日本人ドライバー2人がヤス・マリーナ・サーキットでアルファタウリ・ホンダのF1マシンを走らせる。佐藤万璃音(21歳)は、今年トライデントからFIA-F2に参戦。2004年にカートを始め、2011年にヨーロッパに移り、2015年にイタリアF4選手権でシングルシーターのキャリアを開始した。
2017年にF3に卒業し、2019年にユーロ・フォーミュラ・オープン選手権で9勝を挙げ、リアム・ローソンや角田裕毅のような強いライバルを倒してタイトルを獲得している。佐藤万璃音「アルファタウリからF1カーをドライブする機会を与えて頂きてとてもうれしいです。どんな未来が訪れるにしろ、マシンに早く慣れ、最大限に生かすために、できるだけ多くの周回を重ねていきます。当然ながら、F1カーを運転することはすべてのレーシングドライバーの夢です。アブダビでたくさん楽しもうと思います!」フランツ・トスト(アルファタウリ・ホンダ F1チーム代表「今年のF2でのシーズンを通して堅実な仕事をしていた佐藤万璃音がテストに参加することをうれしく思う。彼はF1を走らせる価値がある。彼は熟練したドライバーなので、良い仕事をすることができると確信している。テストの計画はシンプルで、F1カーのフィーリングを良くするためにできるだけ多くの周回数を走らせることだ。このテストは我々にとっても佐藤万璃音にとっても非常に役立つものになり、F1チームがさまざまな側面でどのように機能しているかを彼が理解できるように最善を尽くす。さらに、技術的な観点から、彼はF2選手権を継続する来年にむけて恩恵を受ける何かを確実に学ぶことができるだろう。これは彼の将来のための非常に良い準備だと思う。そして、彼の成長に関与できることをうれしく思うし、非常に成功したキャリアになることを願っている」
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