アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの金曜フリー走行での作業を振り返った。アルファタウリ・ホンダは、バーレーン・インターナショナル・サーキットの“アウタートラック”で好パフォーマンスを見せており、FP1では2台がトップ6入り、FP2でもトップ9入りを果たしている。
「先週と同じ会場にいるが、今週はレイアウトを変更してレースをしているため、コロナル課題に直面している」とジョナサン・エドルズはコメント。「サーキットはタイヤにあまり負担はかからないが、マシンには非常に難しく、実質的に3つのコーナーは先週と同じだが、空力要件はまったく異なる」「FP1はショートランの最適な構成を理解することに費やした。2台でいくつかの比較を実行し、セッションの終わりにはタイヤデグデーションについて最初の理解を開始した。数字を見た数値ではデグラデーションは先週と比較してより良い位置に見えている」「FP2に移り、セッションの開始時にセットアップ作業に焦点を合わせ、その後、日曜日のタイヤパフォーマンスをより理解するためにロングランに切り替えた。これまでのところ、状況はポジティブに見えている。ショートランのパフォーマンスは良好であり、ロングランなパフォーマンスも改善するためにマシンにいくつかの変更を加えることができ、生産的な一日だった」「短いラップであることを考えると、トラフィックが重要なポイントの1つであることは確かであり、予選は悪夢のようになると思う。実際にはすでにその兆候が見られているが、特にQ1は本当の挑戦になるだろう。それに向けて今夜は準備をしていく」