アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの決勝レースを振り返った。F1イタリアGPではアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが優勝。トロロッソ時代から含めたアルファタウリとの50戦目という節目のレースでチームに勝利をもたらした。チームメイトのダニール・クビアトも9位入賞を果たした。
「セバスチャン・ベッテル選手とのモンツァでの勝利から12年後に、スクーデリア・アルファとして再びモンツァで、今度はピエール・ガスリーとその歴史を再現することができた」「戦略面で、チームはセーフティカー導入の1周前にピエールをピットインさせるという素晴らしい仕事をしてくれた。この時点では正しいかどうかは分からなかったが、あとから見てみれば、これによりピエールは赤旗中断後に3番手からスタートし、1コーナーでストロール選手をオーバーテイクできたわけなので、完全に正しい判断だったと思っている」「その後、ハミルトン選手がペナルティーにより後退したことで、ピエールはトップを走ることになり、後ろから迫るサインツ選手をチェッカーまで抑えきった。ピエールは非常に素晴らしい仕事をしてくれたと思う」「ダニ(クビアト)も、タイヤ交換で若干の不運はあったが、とても力強いレースをして、ポイント圏内でフィニッシュした。もう少し遅いタイミングでピットインしたかった部分はあったが、それでもトップ10でレースを終えてくれた」「今日の結果は考えうる最高のものですし、本当にうれしく思っていう。また、最後にはなるが、素晴らしいエンジンとチームワークを見せてくれたホンダにも感謝の言葉を贈る。ここからは気持ちをムジェロに切り替え、次もいいレースを見せたいと思う」