アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾテウスが2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの予選を振り返った。F1スペインGPの予選で、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーがQ3進出を果たして10番グリッドを獲得。ダニール・クビアトは0.024秒の僅差でノックアウトとなり決勝は12番手からスタートする。
「フリー走行3回目は一晩かけて行った変更を検証することができ生産的だった。ピエールは非常に暑い路面コンディションによって機能よりも間違いなく難しい路面でパッケージから良いラップタイムを引き出せていた。ダニールはマシンバランスに苦しんでいたし、もっと快適に感じられるマシンを彼に与えるために予選前に少し作業を行った」とギヨーム・デゾテウスは振り返る。「予選セッションは2台ともある程度余裕をもってQ2に進出したことからスタートした。ピエールはQ1終盤に最後にコースに出たマシンであり、最終セクターの交通渋滞のなかでスペースを見つけることができた。Q2でも最終セクターで大量のトラフィックがあったが、2台ともそれなりのウインドウを見つけることができた。ピエールは非常に遅くにコースインすることでアウトラップでうまく準備し、チェッカーフラッグまでにはまだいくらかマージンもあり、非常に強力なラップをまとめて快適にQ3に進出した」「残念ながら、ダニールは予選の最終セッション進出を逃したが、わずか0.024秒差だった! 残念だが、FP3と比較すれば、エンジニアと協力して非常に良い前進を遂げられてたのはポジティブだった」「Q3はかなり順調だったが、パッケージから最大限のポテンシャルを引き出すことはできなかった。ピエールは堅実なラップをドライブしていたが、ターン10の出口で激しいホイールスピンを起こし、リアタイヤをオーバーヒートさせてしまい、第3セクターを通してマシンパフォーマンスに影響があった。このミスについての原因と回避するために何ができることがあったかどうかを理解する必要がある」「それでも、今日はかなり強力な予選だったし、明日ポイントを獲得するためにも良いポジションにつけている。今夜、さまざまな戦略を検討し、おもしろいバトルになるであろうレースに備える」関連:F1スペインGP 予選:ハミルトンがPP獲得でメルセデスが1列目独占。レッドブルF1のフェルスタッペンは0.7秒差の3番手
全文を読む