アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾテウスが、F1シュタイアーマルクGP初日のフリー走行での作業を振り返った。開幕戦ではアップデートを持ち込まなかったアルファタウリ・ホンダF1だが、今週末にむけていくつかの修正とアップデートを投入。新しいパーツについてはFP1でダニール・クビアトがテストを行った。
アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーが11番手、ダニール・クビアトが12番手で初日のセッションを終了。ギヨーム・デゾテウスは現状ではこれがチームのポジションだと考えている。「ここレッドブル・リンクでの良い第1週を終え、我々はマシンを準備すべく忙しい一週間を過ごしてきた。ファクトリーから多くのサポートがあり、今週末にむけていくつかの修正とアップデートをもたらすことができた」とギヨーム・デゾテウスはコメント。「また、同じ場所でもう一度レースをするというユニークな機会でもあり、先週のレースでの制約を改善するために様々なことをテストすることができた」「ダニールは1回目のフリープラクティスで新しい空力パーツを評価した。残念ながら、いくつか小さな信頼性の問題によってすべてのデータを収集することはできなかったが、我々が行ったアップデートは正しい方向に進んでいることがわかった。ピエールはより簡単なセッションを行い、セットアップ側でいくつかのことをテストすることができた」「2回目のフリープラクティスでのプログラムは通常とは少し異なるものだった。明日と日曜日の朝に大雨が予想されているため、予選セッションがなくなりリスクがある。したがって、FP2のタイムで日曜日のスタティンググリッドが決まる可能性があるため、プッシュして、できる限りベストなパフォーマンスを発揮する必要があった」「両方のドライバーがオプションタイヤで3回の走行を行い、11番手と12番手で終えた絵。その場所がシーズンのこの段階で我々のランクかもしれない。予選ラップに続き、一連のロングランを開始した。その間にも再度異なる空力構成を評価した。今日は多くのことを学び、これから分析するための多くのデータを収集した。全体的にポジティブな一日であり、週末を盛り上げるために今から雨が降ることを楽しみにしている」