アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、新車AT01が昨年のレッドブル・ホンダRB15の何%をコピーしているかをあえて明かすことはしないが、理論的に昨年よりも引き継げるパーツは少なくなっていると語る。今年、レーシング・ポイントF1チームが昨年のメルセデスを“完コピ”して競争力を発揮していることでF1マシンのあり方が話題となっている。アルファタウリも昨年の姉妹チームのレッドブルからパーツを多数流用しており、コピーマシンの一台だ。
アルファタウリ AT01は昨年のレッドブルからどれくらいの割合でパーツを引き継いでいるかと質問されたフランツ・トストは「まだ計算はしていない」とコメント。「油圧システム、ドライブ、リアサスペンション、フロントサスペンションの一部をレッドブルから入手していることしか知らない」「残念ながら、レギュレーションにより、昨年よりも少ない数しか姉妹チームに引き継ぐことができない」だが、レッドブル・テクノロジーを介した緊密なコラボレーションによって、アルファタウリは直接部品を開発するための労力を別の部分に向けることが可能となっている。フランツ・トストは、アルファタウリはレッドブルのマシン開発には関与しておらず、レッドブルからパーツを引き継いでいるだけだと語る。「昨年のレッドブルの一部を引き継ぎでいる。我々が必要なものを示し、レッドブルがそれらのパーツを送ってくる」
全文を読む