アルファタウリ・ホンダF1のチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、第2回 F1バルセロナテスト1日目の作業を振り返った。アルファタウリ・ホンダは、午前をピエール・ガスリー、午後をダニール・クビアトと作業を分担。しかし、午前中にガスリーが開始するとすぐにパイプが緩むというトラブルが発生。修復に時間を要してガスリーは25周で走行を終えた。
午後はトラブルフリーとなり、ダニール・クビアトが60周を走行して4番手タイムを記録している。「前回のテストと今回のテストのスタートまでの短い時間のなかで、チームは収集したデータの分析と今週のセットアップの方向性とテスト計画を組み立てるために懸命に取り組んできた」とジョナサン・エドルズはコメント。「1日を分割して午前中にピエール、午後にダニールが運転することを選択したが、テストは望んでいたような好調な出だしとはいかなかった。最初の走行でデータに問題が検知した。検査するとパイプが緩んでおり、数時間を要したことで、ピエールのC3およびC4タイヤでの一連のショートランを圧縮する必要があった」「午前中の問題のため、貴重な空力データを収集するために、通常のエアロレーキ走行を昼食後すぐにダニールの走行へと移した。その後、ダニールはトラブルフリーの午後を過ごし、C3コンパウンドのパフォーマンス走行で1日を締めくくる前に、ショートランとロングランの両方でさらなるセットアップ調整を実施することができた。メルボルンに向かう前にAT01の理解を最大限に深めるために最後の2日間に備えて一晩かけて検討することがたくさんある」
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