アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、2020年のF1世界選手権にむけてホンダF1がパワーと信頼性面で果たした進歩を称賛。コンストラクターズ選手権5位という目標を達成するための“材料は揃っている”と自信をみせる。昨年までトロロッソとして活動していたアルファタウリは、今年でホンダF1との3年目のパートナーシップを迎える。昨年はピエール・ガスリーとダニール・クビアトの両ドライバーが表彰台を獲得し、コンストラクターズ選手権6位という成績を収めた。
「コンストラクターズ選手権をトップ5でフィニッシュするという目標を達成するためのすべての材料が揃っている」とフランツ・トストは語り、中でもエンジンサプライヤーであるホンダF1の進歩を称賛する。「ホンダは冬の間、一生懸命に仕事をしてきた。我々は彼らからより多くのパワーと信頼を受け取り、さらに2社間の協力は非常にうまくいっている」また、2020年のドライバーを務めるピエール・ガスリーとダニール・クビアトにも非常に満足しているとフランツ・トストは語る。「初めてすべてのサーキットを知っている2人のドライバーがランクに加わった。両方のドライバーがすでにグランプリを完了していることを知ってオーストラリアに移動することはいい気分だ。すべての材料が揃っており、自分たちのチャンスについて非常に楽観的だ。目標を達成できると思っている」近年、特に2018年には、アルファタウリ(以前のトロロッソ)はホンダのF1エンジン開発の実験台として定期的に使用されてきた。チームは定期的にグリッドペナルティを受け、最終的にはトップチームのレッドブルに利益をもたらたしかし、フランツ・トストは、ホンダF1は迅速に開発を進められるようになったため、2020年にはもはやそのよなことをする必要がないと語る。「3基以上のエンジン? これまでのところ、テストベンチでの走行はすべて順調に進んでいるので、必要ないと思っている」とフランツ・トストは語る。「信頼性は良好だと思う。さらに詳しく見ていく。より多くのパフォーマンスを見つけるだけではない。また、後方からスタートしなければならない場合に失うものを見なければならない。だが、現在のところ、それはプログラムには含まれていない」レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも2020年を通じてドライバーが3基以上のホンダのF1エンジンを使うことになるとは考えていないと語っている。先週の冬季テストでは、ホンダのF1エンジンに大きな問題は発生しなかった。