フェルナンド・アロンソは、15日(月)に行われたインディ500のプラクティス初日に55周を走行し、223.025mphで19番手だった。F1スペインGP終了後にバルセロナからインディアナポリスに直行したフェルナンド・アロンソは、2時間のルーキー&ルーキー&リフレッシャー・セッションでトップタイムを記録。その後行われた全体セッションでは32台中19番手に入った。
「気温についてコンデョションをちょっと懸念していた。今日は3日にテストしたときよりもかなり暑いからね」とフェルナンド・アロソはセッション後の記者会見で語った。「でも、クルマの感触はテストと同じくらい良かったし、いくつかセットアップ変更を行うことができた。そうだね、自信は失っていないよ。全てがとてもスムーズに進んだ」「最後の30分はリアサスペンションにちょっと問題があったかもしれない。最後に予定していたトラフィックのなかで走るというプログラムを完了させられなかった。僕たちは参加を逃してしまったけど、全体的には素晴らしい一日だった」「クルマには初テストよりも満足している。午前中に計画していたセットアップ変更の感触を得ることができた。感触はいいよ」「トラフィックのなかではあまり走っていないし、そこは今後数日で経験していく必要がある。明日のプログラムで補っていく必要があるね。でも、ピットレーンを出て、他のクルマの後ろで数周走ったけど、とても楽しかったし、楽しみにしている」長旅の疲れに関わらず、フェルナンド・アロンソは、すふにインディカーに慣れることができたと語る。「クルマに飛び乗って、F1とは異なるシートポジションに収まる。ヘッドレストにはパッドがついているので、左右に見るために動くことはまったくない」「2週間前に走らせたときのことを思い出したし、全開で走るとどうなるかはわかっている。他のクルマにスイッチするにはあまり時間はかかわらないものだ」今週、フェルナンド・アロンソはレースセットアップに集中していく。予選で上位グリッドを狙うよりも、トラフィックのなかでベストなクルマを仕上げることが重要だとアロンソは考えている。「そうだね、それは完全に正しい。僕の場合、予選はあまり重要ではない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「もちろん、ご存じの通り、出て行ったら速く走りたいものだ。速さを感じたいしね。でも、僕のガレージのプライオリティはレースにむけたクルマのセットアップとトラフィックのなかで快適に感じ、オーバーテイクの方法、オーバーテイクの位置取りなど、それらの動きで最小限しか時間を失わないやり方など、できるだけ多くのことを学ぶことだと思う」「今、僕がわかっていないことはたくさんあるし、素早く学ぶ必要がある。そうだね、予選で何ができるかは見てみよう。でも、第一のプライオリティはレースへの準備だ」関連:【インディ500】 プラクティス初日:佐藤琢磨10番手、アロンソは19番手