フェルナンド・アロンソにとって、母国での2026年F1バルセロナ・カタルーニャGPは厳しい週末となった。予選後のパワーユニット関連コンポーネント交換によりピットレーンスタートとなったうえ、決勝ではバッテリーのトラブルによりリタイアを喫した。モナコGPで待望の初ポイントを獲得したアストンマーティンだったが、バルセロナでは再び現実に引き戻される形となった。
アロンソは39周にわたってキャデラック勢と争ったものの、レース終盤にマシンを止めることになった。チームメイトのランス・ストロールもギアボックスのトラブルでリタイアしている。バッテリー異常でレースを終えるレース後、アロンソはリタイアの経緯について説明した。「エンジニアから無線でマシンを止めて降りるよう指示された。だからERS(電気系統)の問題だと思う」その後、アストンマーティンはリタイア原因がバッテリーの不具合だったことを明らかにした。アロンソは今回の週末を振り返り、「いくつかの部品を交換したのでピットレーンからスタートした。パフォーマンス面でも苦しんでいたし、信頼性の面でもまだ問題を抱えている。それが今の現状だ。僕たちは依然として多くの問題を抱えている」と語った。さらに、チームが期待を寄せる大型アップグレード「AMR26B」が投入されるまで状況は大きく変わらないとの見方を示した。後半戦のアップグレードに期待アストンマーティンとホンダは現在もマシン開発を続けており、アロンソは後半戦での巻き返しに期待を寄せている。「僕たちは団結しなければならない。モナコで獲得した1ポイントは、懸命に取り組み、決して諦めていないことを示している」「シーズン後半には競争力を高めるためのアップグレードを投入する予定なので期待している。結果も出さなければならない。過去数年、期待したほど機能しなかったアップデートもあったが、今は証明しなければならないことがあるし、全員が最高の結果を望んでいる」アストンマーティンは早ければ第9戦ベルギーGPで大規模なアップグレードパッケージを投入するとみられており、アロンソもそれを待ち望んでいる。ファンへの感謝を強調厳しい結果に終わった一方で、アロンソは母国ファンからの熱烈な声援に感謝の言葉を送った。「間違いなく週末で最高だったのはドライバーズパレードでファンと過ごした時間だった」「ファンは週末を通して本当に素晴らしかった。特に、これがバルセロナでの最後のレースになるかもしれないと思うと、とても感慨深かった」そして最後に、結果を残せなかったことへの悔しさをにじませながら締めくくった。「クルマの外では毎分毎秒を楽しむことができた。でも残念ながら、ファンにふさわしい結果を届けることはできなかった。シーズン後半には、彼らにもっと良いものを見せられることを願っている」【関連】・ホンダF1 アロンソがバッテリー異常でリタイア「重く受け止めている」
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