フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP決勝をピットレーンからスタートすることになった。FIAのテクニカルデレゲートレポートによると、アロンソ車にはシーズン4基目となるMGU-K、エナジーストア(ES)、コントロールエレクトロニクス(PU-CE)が投入された。また、PU補機類(PU-ANC)も新たに搭載されている。
アロンソは予選で22番手に終わっており、チームは決勝に向けてパワーユニット関連コンポーネントの交換を選択した。4基目のPUコンポーネントを投入レポートでは、アロンソの14号車に以下のコンポーネントが投入されたことが確認された。■ MGU-K(4基目)■ エナジーストア(ES/4基目)■ コントロールエレクトロニクス(PU-CE/4基目)■ PU補機類(PU-ANC/1基目)MGU-K、ES、PU-CEはいずれも年間使用上限である3基を超過しており、規則上のペナルティ対象となる。予選後は苦境を認めるアロンソは予選後、自身の母国レースで最下位に沈んだ現状について率直な思いを語っていた。「マイク・クラックも言っていたが、ドライバーはアストンマーティンAMR26の不振の矢面に立たされる存在だ。もちろんメディアが質問するのは当然だと思う」一方で、同じ内容の質問が繰り返される状況には苛立ちも見せた。「毎週末同じ質問をされる。僕たちが最後尾にいることは分かっているし、現時点でマシンにはペースがない」「チームを苦しめたいなら、それでいい。おめでとう。でも僕たちは懸命に働いている」アロンソはまた、「現状ではポイント争いは現実的ではない」と認めつつも、決勝ではできる限りの結果を目指す姿勢を示していた。ピットレーンから母国GPに挑むさらにFIAは、これらのPUエレメントがテクニカルデレゲートの承認を得ることなく交換されたことを報告。案件はスチュワードに付託され、アロンソはピットレーンスタートとなった。もっとも、予選順位は22番手だったため、実質的な順位面での損失はほとんどない。アストンマーティンとしては、母国グランプリの決勝に向けて信頼性と将来のレース運営を優先した判断とみられる。モナコGPで今季初ポイントを獲得したアロンソだが、母国スペインでのレースはピットレーンからの追い上げという厳しい戦いになる。【関連】・フェルナンド・アロンソ F1バルセロナGP予選「最悪のマシンと最悪のエンジン」