フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は2026年F1日本GP決勝で18位完走を果たし、今季初めてレース距離を走り切った。一方でパフォーマンス面では大きく後れを取り、セーフティカーが入った展開にもかかわらず上位争いには絡めなかった。チームとしては依然として厳しい状況が続いている。
完走達成も依然として低迷するパフォーマンスアストンマーティン・ホンダのAMR26は、日本GPでようやく初完走を記録した。今季ここまで3戦で5度のリタイアを喫しており、まずは信頼性面での前進となった。しかしその一方で、レースペースは改善が見られず、アロンソは18位でフィニッシュ。直前を走っていたセルジオ・ペレス(キャデラック)からも大きく離される結果となった。チームメイトのランス・ストロールもリタイアに終わっており、信頼性問題が完全に解消されたわけではない状況が浮き彫りとなっている。アロンソ「振動は残るが完走は可能だった」アロンソはレース後、振動問題が続いていることを認めつつも、完走できたことに一定の手応えを示した。「オーストラリアでは100%完走できないと思っていたし、中国でも95%は無理だと思っていた。でも3戦目で完走できた」「振動はあった。魔法のように消えるものではないけど、耐えられるレベルでレースを最後まで走ることはできた」「土曜日よりは良かったが、金曜日ほどではなかった」ホンダへの配慮とチームの前進今回の日本GPはホンダにとって特別な一戦だったが、アロンソはその中で最低限の結果を持ち帰ったことを評価した。「このレースがホンダにとって特別だというのは分かっていたし、僕たちはできる限りのことをやりたかった」「最善は完走することだった。それができたのは、僕たちが一体となって取り組んでいる証拠だ」「簡単ではないが、僕たちはチームとして前進していく」改善の鍵はデータと開発振動の発生源はすでに特定されつつあるものの、原因となる具体的な要素はまだ完全には解明されていない。週末を通して振動の強さには変動があり、金曜はほぼ解消されたものの、土曜に再発。決勝では中程度のレベルに収まった。「これまでテストやオーストラリア、中国ではレース距離を走れていなかった。今回の完走で多くのデータを得られたはずだ」「次のレースでは、より良い状況になっていることを期待している」今後は約1か月のインターバルを活用し、アストンマーティンとホンダはマシンの改善に集中する。早ければマイアミGPでパワーユニットのアップデートが投入される可能性もある。