フェルナンド・アロンソは、シンガポールGP初日のプラクティスで自身とアストンマーティンのパフォーマンスに手応えを感じ、「過去2戦よりも楽観的に」なれたと語った。今季のAMR25は、ハンガリーやザントフォールトのようなハイダウンフォースのレイアウトで好調を示しており、アロンソはマリーナベイ・ストリート・サーキットでも好調な滑り出しを見せ、FP1でトップ、FP2でも4番手に入った。
モンツァとバクーというローダウンフォースの2戦で苦戦した後、アストンマーティンは再びポイント獲得圏内に返り、コンストラクターズ7位から浮上を狙う週末を迎えている。「前戦までのグランプリよりは少し良い感じだ」とアロンソは金曜走行後に語り、今夜に向けた改善点を挙げた。「まだ完全に満足できる状態ではない。特にフロントアクスルに少しアンダーステアが残っている。今夜はセットアップを微調整して改善したい。」「それでも良いスタートが切れたと思う。明日どうなるか見てみよう。」「FP1の最初のラップからすでに快適な感触があって、すぐに限界を探ることができた。」「FP2では赤旗があって全体像はつかめなかったけど、上位勢が本気のアタックをしていたかは分からない。明日はQ3に進出して、日曜にポイントを取れるといい。」「2回のセッションでトップ4に入るのはおそらく今季ベストの金曜日だと思う。とはいえ、金曜は各チームが異なるプログラムや燃料量で走っていることもある。今回が初めてじゃない。」「本当のテストは明日の予選だ。前の2戦よりは少し楽観的だ。」チームメイトのランス・ストロールはFP1では目立たなかったものの、ナイトセッションとなったFP2では6番手に入り、チームとして上位に食い込んだ。「今日はいいラップがいくつかあった」とストロールは語った。「多くのことを学べたし、1日の最初から最後にかけてクルマを改善できたのは良かった。」「FP2は明らかに違っていた。気温が下がって日が落ちたことでトラックがまったく別物になった。」「でもクルマのフィーリングは良かったし、そのセッションでは競争力もあった。明日どうなるか見てみよう。」
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