フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、F1オランダGP予選でQ3に進出し10番手を獲得した。前日のフリー走行では2番手につけるなど上位争いを演じたが、土曜日はややペースを欠き、トップから遅れを取った。アロンソはFP3でジョージ・ラッセルとの接触を避けるためにアクシデント気味の場面に見舞われたものの、冷静に走行を続行。最終的にQ3進出を果たしたが、結果は10番手にとどまった。
「僕たちは毎週末Q3に入ることを目標にしているし、今日はそれを達成できたことはうれしい。ただ、昨日と比べるとペースが不足していた。風のコンディションが難しく、簡単にミスをしてしまう状況だった」とアロンソはコメント。「ここはオーバーテイクが難しいサーキットだから、10番手から何ができるかを見ていく。ポイント争いを目指して戦いたい」チーム代表のマイク・クラックも「フェルナンドはQ3に進出し、10番グリッドからスタートする。明日はポイントを持ち帰る良いチャンスになる」と語り、アロンソの仕事を評価するとともに決勝での健闘に期待を寄せた。