フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPのフリー走行で多数のラップがトラフィックに妨げられたことに不満を示し、予選ではスチュワードに対して「より厳しい姿勢」を求めた。アストンマーティンのアロンソは「トラフィックが主な話題になると思う」と述べ、「今のマシンでは、サーキット上に2台並べるのがかなり難しい」と指摘。予選では他車の妨害に対し、より厳格な処分が必要だと訴えた。
「もちろん、フリー走行と予選では違う。だからこそ明日は、もっと厳しい対応をしてもらいたい。そうでなければ難しくなる」「ただ、それは全員に共通の課題だから、予選でクリーンなラップを得られるかは運次第。うまくいけば、Q1とQ2で前進できる。様子を見よう」さらにアロンソは、ターン10〜11のシケインをショートカットするドライバーが多いことにも不満を示した。「誰もターン10を曲がっていない。すごく気が散る。なぜみんなあのコーナーを飛ばす?なぜそれが許されるんだ?」と無線でレースエンジニアのクリス・クローニンに訴えた。一方、チームメイトのランス・ストロールはFP1序盤にシャルル・ルクレールと接触。この一件でスチュワードはストロールに1グリッド降格のペナルティを科している。金曜日は他のドライバーからもトラフィックへの不満が相次いだ。角田裕毅は、FP2でミディアムタイヤを試す機会がほとんど得られなかったと明かしている。「まともなラップは1周しかできませんでした。そのあと赤旗になってしまって、正直言ってちゃんと走れたのは1周だけです」ソフトタイヤではある程度の周回がこなせたが、「クリーンなラップを取れるかどうかは、ほとんど運みたいなものです」と語った。「FP1ではまったくクリーンラップが取れませんでしたが、FP2では少し多めに走れました。まあ、悪くはなかったと思います」
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