フェルナンド・アロンソが、F1ハンガリーGPへの意気込みを語った。フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)「全ての勝利は特別だ。勝つことは素晴らしい気分だし、ホッケンハイムでもそうだった。特に今回の素晴らしい1-2フィニッシュを成し遂げるためにマラネロの全員によって行われた膨大な作業負担を考えればね。誰も諦めなかったし、2台のフェラーリがライバルの前でラインを横切るのを見て、彼らがどれくらい嬉しかったかわかっている」
「一ヶ月にわたって、僕たちは夏休み前に少なくとも一度は優勝に戻らなければならないと言ってきたけど、やっとそれができた。いくつかのレースではあまり運がなかったし、珍しい事故によってそれだけの価値があるポイントを獲得することができなかった。結果が出ないことには少しフラストレーションを感じていたけど、ついにドイツでは、今回だけは週末に全く問題もなく普通のレースができたし、すべてをわかる結果を出すことができた」「でも優勝が、残りのシーズンへの僕のアプローチを変えることはない。僕たちはホッケンハイムの前からクルマに競争力があることは十分にわかっていたし、それは僕に非常に自信を与えていた。これから僕たちはこの方向性を維持しなければならないし、今週末のブタペストでスタートする。ハンガロリンクは僕にとって特別なサーキットだ。2003年にF1初勝利を挙げたのはここだったし、去年はここでポールだった。7年前の8月24日を振り返ると、その日のイベントはあまり覚えていないんだ。全てが信じられないくらい早く起こったという印象があって、とても感動的だったからね。今週末、フェラーリをドライブしてそれを再現できれば嬉しいね」「トラックは、F1カーにとってはほぼゴーカートトラックだと言えるね。次々とコーナーが続くので、ドライバーが息継ぎをする場所もないし、路面の多くのバンプに対処して、縁石を処理できるクルマを持つことが不可欠になる。体力的にも精神的にもかなり厳しいレースだし、特に予選ではどんなミスでもかなり不利になるので、衝動的にならず、やり過ぎないことが重要だ。完璧な週末をまとめるためには、一度に一歩ずつ集中力を保って、自分の仕事に集中することがベストだ。それが僕たちが木曜日に始めようとしていることだ。前から何度も言ってきたけど、チャンピオンシップはまだ長い道のりだし、最後までわからない」