フェルナンド・アロンソは、最近の厳しいレースを終え、フェラーリはトップに返り咲くためにさらに集中していると語る。フェラーリは、ここ3レースでパフォーマンスを改善させたが、スペインGPのセーフティカー、イギリスGPでのアロンソへのペナルティなどにより、それを結果に結びつけることができていない。その結果、フェルナンド・アロンソは首位のルイス・ハミルトンから47ポイント差の5位に後退。しかし、アロンソはまったく意気消沈しておらず、フェラーリは不運によって燃えており、その結果さらに強くなるだろうと語る。
「先週は4日間マラネロでチームと働いていた」とアロンソは語る。「全体的にチームの雰囲気はとてもいい感じだ。マラネロの全員が、チャンピオンシップを戦うことに本当に集中している」「ここ2レースは良くなかったけど、みんなのモチベーションは以前よりも高まっている。僕たちは良いレースをするに相応しいと感じている」「僕たちは今年、2〜3レースで、チャンピオンシップの構図は完全に変わる可能性があることをみてきた」「そんなにポイントを獲れなかった2つの良くないレースを終え、僕たちはドイツに向かう。まもなく良い瞬間が訪れると思っている。クルマの最大限を引き出して、連続で表彰台を獲得する必要がある。新しいポイントシステムによって、まもなくチャンピオンシップを争えるようになると確信している」アロンソは、バレンシアの市街地コースとシルバーストンの高速サーキットの両方でフェラーリのアップグレードがうまく働いたことで、F60はどこでもパフォーマンスを示すことができると考えている。「シルバーストンでのクルマのパフォーマンスはとても良かったと思う。僕たちにとって嬉しいサプライズだった」とアロンソは語る。「バレンシアでのクルマのパフォーマンスも良かった。2つの異なるサーキットで、クルマのパフォーマンスは表彰台を争うのに十分に優れていた」「なので、僕たちは残りのレースをとても楽観的に考えている。次のレースでもいくつか新しい開発をクルマに施すし、僕たちは止まらない。不可能になるまで、僕たちは戦うつもりだ」