アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2024年F1日本GPでの完璧なパフォーマンスを彼の長いF1キャリアの中でも「トップ5」の週末と位置づけた。アロンソは予選5番手と今季自己最高のスタートポジションに並んだが、アストンマーティンのAMR24のレースペースに対する懸念から慎重な姿勢を崩さなかった。
しかし、フェラーリのシャルル・ルクレールにポジションをひとつ落として6位でチェッカー。ルクレールは1ストップで8番手から4位まで順位を上げた。アロンソは、ソフトコンパウンドでスタートするという選択で残りのトップ10から逸脱したが、鈴鹿の週末のアロケーションでそれが強制されたことを認めた。「他に利用可能なタイヤがなかったし、木曜日からレースを選択していた」とアロンソは明かした。「ソフト、ミディアム、ハードをレースに投入することがベストな戦略だと考え、それを実行した」「ソフトでの最初のスティントでは大きなペナルティは感じなかった。多かれ少なかれ問題なかったので、それほど悪くはなかったと思う」終盤、アロンソはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)のプレッシャーにさらされ、その後ろにはミディアムタイヤを履いたジョージ・ラッセル(メルセデス)が急接近してきた。オーストラリアGPでアロンソを追ってクラッシュしたラッセルは、ファイナルラップまでピアストリをパスできなかったのは、アロンソがDRSを提供していたからだとアピールした。6位をキープする自信はどの程度あったかと質問されたアロンソは「もちろん、完全には自信はなかった。レース終盤に他のマシンのペースがどうなるかわからないからね」と答えた。「でもベストな週末だったと思う。わからないけど、トップ5、これまででトップ5の中に入るだろう」「昨日の予選ではあおのラップで5番手だったのに、今日のレースでは6位は完全にアウト・オブ・ポジションだったと思う。だから、とても誇りに思う」アロンソは、この週末が自身にとって最高のF1ウイークエンドのひとつであったことを強調し、メルセデスとマクラーレンを遅いマシンで打ち負かしたことを強調した。アロンソがコンストラクターズ選手権でメルセデスに1ポイント差まで迫った一方で、チームメイトのランス・ストロールは12位と苦戦を強いられた。「僕たちは5番目に速いチームだと思う。4番手と6番手にはかなりの差があるね。我々はそこでかなりの地位を確立している」とアロンソはさらに語った。「僕たちをフェラーリ、マクラーレン、レッドブル、メルセデスと比較することはできない。だから5位や6位でフィニッシュするのは全く珍しいことだ」「オーストラリアでもうまくやって、6位でフィニッシュ、ここでも6位、ジェッダでは5位だったと思うので、とても良いレースをしている」「そして、他のチームは戦略やその他のことを少し実験しており、僕たちはそれらを活用しているけど、確実にペースを改善する必要がある」
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