フェルナンド・アロンソは、2023年F1イタリアGPの予選を10番手で終了。たとえスリップストリームを使用したとしても、アストンマーティンF1チームが予選で10番手から順位を上げることは「不可能」だったと考えている。今シーズン、AMR23はさまざまなサーキットで速さを証明してきたが、シーズン全体を通じて空力効率の点が弱点があり、ドラッギーなマシンでもある。
AMR23は今季、アロンソに7度の表彰台とドライバーズランキング3位をもたらしたが、ローダウンフォースを必要とする高速サーキットでは弱点が見つかった。これにより、アストンマーティンF1チームにとってモンツァでの週末の見通しは低くなり、アロンソにとって、ランス・ストロールがQ1で敗退したことで、スリップストリームを形成してストレートスピードを向上させるというオプションがなくなった。しかし、アロンソはQ3での改善を手助けできるようなものは何もなかったとメディアに語った。「トラック特性は確かに僕たちのクルマとはあまり相性が良くない。空力的にはとても効率的なトラックで、コーナーが6つしかないここではドラッグレベルがとても重要になる」とアロンソは語った。「残りはストレートでひたすらフラットアウトだ。厳しい週末になることはわかっていた。FP1とFP2でそれを確認していた」「予選順位は9番手から12番手の間だと予想していたけど、10番手はちょうど真ん中だ」「驚くようなことはないけど、厳しいレースになるだろう。たとえ難しいレースだったとしても、僕たちはポイントを獲得しなければならない」「Q3で最初にアタックしたはうれしくはないけど、9番手からコンマ4秒~5秒(9番手のランド・ノリスまで0.562秒)離れているのを見ると、どんなにトウがあっても不可能だ」「我々は相応のポジションにいるし、このタイプのサーキットでクルマをもっと強力にする必要がある。ウィリアムズはこのタイプのサーキットにおける明らかな例だ」「彼らは素晴らしいし、何を改善できるかを考える必要がある」フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「今日の予選は10番手とベストではなかった。それでもQ3には進出できたので、明日はポイント争いができる。今日はQ1、Q2といい走りができたが、Q3ではソフトタイヤでこのペースにマッチできなかった。今日はポイントが与えられないし、僕たちの強みは日曜日だ。明日はいつもと違うレースを期待しているし、あらゆるチャンスを活かしていきたいと思う」
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